平成27年4月12日に執行された京都市会議員選挙を終え、改選後初めてとなる集中審議(議会)が5月18日から同月28日まで11日間実施されました。

本定例会では、子育て支援の充実施策として、保育所及び小規模保育園への整備助成に4億6,500万円、また教育面では下京区醒泉小学校・淳風小学校の統合に向けた施設整備着手に5,600万円、その他市営住宅改善事業等に7億2,100万円の合計11億8,600万円の補正事業について審議を致しました。本市の課題である低出生率の改善や待機児童ゼロに向けた、民間保育園や小規模保育の定員増を目的とする整備助成では、今回の補正事業により保育園で5ヶ所・計200名、小規模保育で1ヶ所・19名の増員となります。

京都党では空き家の増加が問題となる昨今において時代にそぐわなくないと思われる市営住宅の改善事業については反対し、また、小学校統合事業については最終的な賛成したものの、事業の妥当性を厳しく委員会で追及致しました。最終本会議では、下京区醒泉小学校・淳風小学校の統合に向けた施設整備着手及び、京都市工学院高校の新校舎整備事業に対し賛成討論を実施しました。詳しくは各トピックでご報告致します。

また、今回は任期中4年間の議席の決定のほか、議長・副議長の選挙、関西広域連合の選任など、議会運営に関わる内容を多数取り決められ、非常に多くの案件について議論を行いました。会派として議案提案権を得る6名の議席確保とはなりませんでしたが、念願の交渉会派となり理事懇はオブザーバー参加から理事へと昇格、常任委員会も5委員会すべてに議員が出席できるようになりました。ここからが正念場ですので、気を引き締めて取り組んで参ります。