地域政党京都党市会議員団で副市長に予算要望を提出しました。個別の要望も含めた全編のものはPDFでございますので、宜しければご覧ください。

平成31年度予算編成に対する要望書(地域政党京都党市会議員団)

以下は、特に予算編成方針全体に対する要望になります。

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平成28年より始まった「はばたけ未来へ京プラン!」第二ステージも、31年度を含め残すところ2ヵ年となった。持続可能な財政運営の確立を掲げ、特別の財源対策の活用額を概ね100億円/年に抑え、平成32年度には脱却するとしていた。しかし、特別の財源対策が予算ベースで平成29年度が147億円、平成30年度が127億円、決算ベースでも平成29年度は113億円と概ね100億円を超過している。また、先日の本会議では「特別の財源対策からの脱却は極めて困難」と事実上の断念と後ろ倒しの旨を市長が答弁された。財政に対する危機感が不足しており、改めて、下記を大前提に予算組みをすることを要望する。

・過年度の予算組みは白紙にし、ゼロベースで何が必要かを検討し新年度予算を組むこと

・収入の範囲内での予算組みを大前提とすること

・大型工事は必要最小限に留め、出来る限り簡素なものにすること

・国や府、民間との役割分担を考え、基礎自治体で取り組んで成果の出ない事業は撤退すること

・職員人数だけでなく、職員給与制度も見直し、人件費削減を検討すること

・将来の歳出削減に繋がる事業を積極的に行うこと

・将来の担税力を高める為、産業及び子育て予算には重点的に予算をつけること

・交通混雑の解消・未来の交通システム構築には十分な予算をつけること。

・市民の安心安全はお金に代えることが出来ない為、十分な予算をつけること