3月1日から宿泊税の引上げが行われました。令和8年度の宿泊税収は132億円で前年度比で倍増以上となります。

 本日の予算委員会で宿泊税の使途について質疑しました。

 これまでから、宿泊税の使途は市民・事業者と納税者(宿泊者)の双方にわかりやすく説明しなければいけないと議会でも言ってきました。

 令和8年度予算書を見ていると、132億円のうち30億円は基金への積立てとなっており、22億円は使途の記載がありません。計52億円もの使途が不明瞭です。

 基金への積立ては、「災害への備え」「文化財の保存継承」「京町家の再生」「交通混雑対策」の将来需要のためとの説明です。

 「災害への備え」はともかく、それ以外は、具体的にいついくら何に支出するための積立てなのかを説明すべきですが、調査中との答弁で、具体的なことが説明できませんでした。調査は予算計上までに済ませておくべきです。

 未記載22億円に関しては、審議を通じて、後日改めて使途の公開がされることになりましたが、最初から公開されていないこと自体が問題です。

 宿泊税の引上げの必要性を丁寧に説明して、市民・事業者からも納税者からも理解を得なければいけないこのタイミングで、あまりにも雑な予算計上であることを指摘しました。