3月1日の本会議を皮切りに、来年度の予算を審議する3月市会が開会されました。市長選後の最初の予算のため、いつもは2月から長丁場で予算審議をしますが、今年は3月に1次編成予算、5月に2次編成予算と2回に分けて審議されます。
予算全体では、今年度に続き、収支均衡で予算が組めておりますので、数年前までの破綻寸前の時期は脱することができたと言えます、もちろん、不安要素やリスク要因はまだまだたくさんありますし、収支均衡も、市有地の売却など一時的な収入を入れて達成しているものですので、まだまだ予断を許しません。加えて、過去に積み上げた負債の返済も重く圧し掛かっています。
市民生活に大きな影響が出そうなのは、国民健康保険の大幅な財源不足です。直近は市の財源を投入することになりましたが、次々年度には保険料の引き上げに踏み切る可能性が高くなっています。また、中学校給食の実施方式や観光特急バスの新設、能登半島地震を受けての防災・減災の強化などが議論されています。
私は、18日の市長総括質疑に登壇することになりました。松井市長が選挙公約でも重きを置いていた「府市協調」について質疑をする予定です。
はじめての新市長との論戦になります。緊張感をもって挑みたいと思います。