本日、7月市会の最終本会議が開催され、7月補正予算が全会一致で可決しました。
 
国からのコロナ対策の交付金が予想の63億円から108億円に大幅に増えたこと、
当初予算の見直しと基金の取崩しで24億円の財源を捻出したことより、幅広く施策が打てました。
また、第2波に備えて、20~30億円ほどの予備費を温存できています。
主な施策は下記の通りです。
<感染拡大対策>
・全自動PCR装置の購入による検査体制強化
・避難所クラスター対策でホテルの活用
・医療機関、福祉施設(全事業所)に支援金の支給
 (病院100万円、診療所・福祉施設10万円)
・福祉施設への環境整備や物資の支援
 
<経済支援>
・中小企業の雇用に対する補助(最大30万円/人)
・修学旅行の中止回避、MICEの開催支援
・伝産、農林、花きの各業界及び商店街の支援
・各業界団体の支援(展示会の開催などへの補助)
・IT利活用補助金(上限200万円、補助率3/4)
 
<生活支援>
・生活困窮者支援
・ひとり親世帯への臨時特別給付金
 (1世帯5万円、第2子以降3万円/人、困窮世帯+5万円)
 
<学習支援>
・オンライン授業の際の通信費助成
・オンライン授業のための備品の整備
・オンライン授業のための教職員研修
・幼稚園・小中学校・高校の全学校に補助金
・大学生支援のための補助金(各大学に支給)
 
<その他>
・地域公共交通(鉄道・バス・タクシー)支援
京都党から提出した緊急要望からも多くの政策が取り入れてもらえました。
首を捻る政策もいくつかはありましたが、全体的にはバランスの取れた
補正予算になっていると思います。