門川市長がマニフェストで、4年間で700億円の財源捻出を掲げました。

京都市は、長年、特別の財源対策と呼ばれる財政当局も『禁じ手』と認めている金策をしています。門川市長は、前回の選挙でこの特別の財源対策をやめる約束をしたのですが、結果、毎年増え続けて、直近の平成30年度決算では過去最大の113億円にまで膨張しており、議会答弁でも事実上やめられないとの諦めの発言が散見。

京都党は、この間、痛みが伴おうが、この特別の財源対策だけは使わずに予算を組むよう何度も指摘してきました。門川市長は、その度に「京都党は縮小一辺倒の縮み志向だ。この財源を使わなければ、未来への投資は何もできなくなってしまう」と言い続けてきました。

村山祥栄が700億円の歳出削減を掲げたところ、後を追う様に門川市長も700億円の財源捻出を言い出したわけですが。113億円の予算カットをしたら「未来への投資が何もできなくなる」と言ってたのに、どうやって700億円も捻出するのか、不思議でたまりません。

今まで、出来たのにやらなかったのか。それとも、これからも出来ないのにやると言ってるのか。どちらにしろ、不誠実極まりない。