京都市は毎年黒字と発表していますが、行政の黒字は眉唾です。民間の会計と違い、借金も収入になるので、お金を借りれば借りるほど黒字になるからです。

実態は大赤字です。税収が3000億程度ですが、借金は2兆円以上。政令指定都市でワースト1の財政状況です。

普通の家計なら、給料が入ってきたらその中でやりくりします。京都市は、どこにいくら使うか先に決めて、足りなかったら借金します。家計でいえば、買いたいものを買って足りないから毎月カードローンでキャッシングしてるのと同じ状態です。しかも、このカードローンで借りたお金は、子どもに引き継ごうとしています。

不要不急の公共工事は控え、公務員給料も見直し、国や民間がやるべき事業からは撤退し、民間の知恵と資本を最大限活かす。あらゆる改革を性急にしなければなりません。