ニュースでも報道されているように、国で補正予算が間もなく可決する見込みです。京都市でも、これを受けて、6月か7月に臨時議会を開催して、追加の補正予算を検討することになると思います。

(現在は、5月市会会期中で6月2日に最終本会議でいったん閉まります。直近でアップしているのはこの5月市会での補正予算です)

 

コロナ対策で国が地方自治体に渡す財源が地方創生臨時交付金というやつです。前回、全体予算1兆円で京都市に分配されたの31.6億円です。今回は、2兆円の増額ということなので、単純計算すれば、京都市には63億円入ってきます。

5月の追加の補正予算で12.6億円を見切り発車で先に使うことになりますので、残りの財源が「50億円」ということになります。本来は、ここに京都市の独自財源を積み増すべきですが、それがなくても「50億円」だと、かなり施策が打てます。

 

第1に、第2波を防止する施策及び第2波が来た時にしっかり対応できる体制づくりに予算を優先的につけるべきです。

第2に、この間、支援が漏れている層への支援と困窮度合いが高い方々への支援をしなければなりません。そして、余力があれば、全市民が平等に受けられる支援をすべきです。(例えば水道料金の減免など)

第3に、第2波が来ても義務教育が止まらないよう教育環境の整備をしなければなりません。

 

他都市の施策も研究しながら、引き続き提案していきたいと思います。