少し時間が経ってしまいましたが、20日の水曜日に本会議が開催され、予算議会が閉会されました。
31年度の予算を中心に審議して参りました。29年度以降、毎年120億円以上の財源不足という厳しい財政状況です。
財源不足というのは、制度上可能な市債発行(借金)をすべてして、遅らせられる支払いは遅らせて、それでも足りない財源です。市長総括質疑では、大型工事を詰め込みすぎたことが主要因ではないかと指摘しました。今後、バス事業の収支も悪化する中で、益々厳しい台所事情になることは間違いありません。
一方で、昨年度災害を受けての災害後対応や今後の防災、子育て、産業振興など必要な箇所に重点的に予算がつけられていること。京都党から見ると不十分に感じておりますが、職員削減や事業の見直しなどの歳出削減、公有財産を活用した収益確保など財政再建への一定の対応が見られること。市税収入増加の取り組みが実を結んでいることなどから、今回は予算に賛成を致しました。

事実上、任期中の議員としての仕事がすべて終わりました。

この4年間、我が子が小さいこともあり子育て政策には特に力を入れてきました。とりわけ病児保育の拡充に関しては、議論を前に進められたと感じています。

また、この4年間で観光に関わる環境が大きく変化し、簡易宿所・民泊の問題・交通混雑の問題が顕在化しました。民泊は条例制定をはじめ、地域からの陳情も多くあり、力を入れて対応してきました。

様々な質疑・取組を行ってきましたが、この2つの分野が一番時間を掛けて調査をし、練りこんだ質疑をし、お役に立てたのでは、自分では思っています。

まだまだやり残したことが沢山あります。引き続き、市政のお役に立てるよう頑張って参ります。